妊娠中と産後の恥骨痛(原因・症状)と腰痛

妊娠中の恥骨痛に悩まされる方は、かなり多いと思われます。
主に、妊娠後期から現われる事が多く、ひどい方ですと、
寝返りをうつときや、ベッドなどから立ち上がるときに、足の付け根周辺に強い痛みを
感じます。
歩くときなども、痛みを伴う症状が出ることがあります。
妊娠中の恥骨痛の代表的な原因は、
赤ちゃんを出産しやすくするように骨のつなぎが弱くなり、骨盤が広くなろうとします。
また、元々恥骨部分には、
多くの筋肉や筋がありますし、赤ちゃんがお腹の中で大きくなるに従って、お腹の筋肉などにも、負担がかかってきます。
それにより、張りや、緊張などが影響し、激痛などの症状が出ることが多いのです。
また、骨盤の大きさなどは人よって違ってきますので、妊娠6ヶ月、7ヶ月で出る方もいれば、もう少し早めで、
例えば妊娠21周目ぐらい、また、妊娠初期にも現われる方もいるんです。
また、臨月まで恥骨の痛みなどの症状が全くでない方もいらっしゃるようで、それぞれに個人差があるようです。
産後にも恥骨痛は、現われますが、自然に痛みや伸びた靱帯などが元通りに解消されていくようです。
ただ、産後、痛みが3ヶ月など続く方や、無理な動きなどをして再発するなどやはり個人差が見られますし、
また、恥骨結合離開を起こす方もいらっしゃいます。
これは、大きな赤ちゃんや出産がスムーズに行かなかった場合など、恥骨を結んでいる軟骨部分が、
傷ついて結合せずに開いた状態になっていることです。
また、骨盤部分の関節の歪みなども原因になることもあります。
妊娠中は、恥骨の痛みの他に、腰痛も現われる事が多いですが、これも、お腹の中にいる赤ちゃんを支えているために、普段より余計に腰に負担がかかるからなんです。
場合によっては、坐骨神経痛にかかる方も多く、妊娠中に腰痛などを感じる場合などは、無理をせず、
痛い部分などを冷やさないようにしたり、軽くマッサージをするなどがいいかもしれません。
また、どうしても我慢できないのであれば、一度専門家に相談する事が大切です。

症状が出た場合の恥骨の痛みの治療法

妊娠中や産後の恥骨痛の治療方法としては、産婦人科などでの診察をお願いし、妊婦用のコルセットや
骨盤固定ベルトでの治療法が一般的です。
激痛などの症状が現われた場合、妊娠中はどうしても、完全に恥骨の痛みをとるというは難しいかもしれませんが、痛みを和らげることには、ある程度効果があります。
また、寝るときの姿勢や寝返りをうつ場合に、ひじを使って体全体で寝返りをするなどすれば、
少しは痛みを軽減することができるかと思われます。

恥骨痛と出産

妊娠中の恥骨痛や腰痛は赤ちゃんを出産するための体の準備のようなものではありますが、
なかなか我慢できない痛みであることも事実です。
特に、初出産を経験される方はこの痛みなどに敏感にもなりますので、周りの家族の方々の応援が一層大切になってきます。