喪明けのお返し(のし/表書きなど)・喪中のお正月や年賀状について

49日・50日が過ぎた喪明けのお返し(香典返し)としては、一般的に、仏式の場合は、49日、神式の場合は、50日が過ぎた場合と考えられています。
忌明けとも呼ばれていますね。
お返しをする場合は、これらの日を目安として、挨拶状(礼状)を添えるのが作法とされています。
熨斗(のし)は、仏式・神式などに関わらず使用できるものとして、水引は、黒と白または、黄色と白のもの。
表書きも【志】や【粗供養】とするのが一般的ではあります。
ただ、地域などによって、水引きや表書きに違いがでてきますので、確認が必要です。
喪明けのお返しの相場としては、よく半返しと呼ばれているものがあります。
これは、いただいた香典の半分の金額をお返しするというものですが、きっちりと半分に相当するものをお返しする必要はなく、それよりも少ない額のものでも構いません。お返しの品としては、タオルやお茶などを贈るのが一般的です。
また、香典返しを、喪明けまで待たずに、葬儀などで、その日にお返しする当日返し/即返しという方法も、
最近は、広まってきています。
喪中の1年は、お祝いごとを控えるというのが一般的な考え方です。お正月も、正月飾りなどや初詣に行ってお祝いするのも避けられていますが、初詣の代わりに、お墓に行って、掃除などをする方もいらっしゃいます。
また、喪中に、お正月を迎える方の場合、年賀状は出しませんが、出さないかわりに、12月の上旬までに、喪中はがき、年賀欠礼状というもの送ります。
喪中はがきは、今年は、喪中ですので年賀状によるご挨拶はひかえさせていただきますというものです。
ただ、もし何かの行き違いで、年賀状をいただいたりした場合には、1月の7日を過ぎてから、寒中見舞いという形でお返しをすることができます。
忌明けを過ぎた後ならば、お中元やお歳暮を普通に贈っても大丈夫です。ただ、喪中なのに大丈夫と気になる方であれば、水引きのないのしを選んでも結構です。
もちろん、相手がまだ気落ちしている場合などは、時期をずらして、暑中・寒中見舞いという形で、気遣いをあらわすことも大切です。

初彼岸(お布施やお返しの表書きなど)と忌中

初彼岸とは、忌明けをして、初めて迎える彼岸になります。もし、49日を過ぎてない忌中に、彼岸を迎えることになれば、次の彼岸が初彼岸となります。
この関係は、お盆についても同じで、忌中の場合に迎える盆の場合は、その次の年のお盆が初盆となります。
初彼岸の場合、供養をするのが一般的で、お寺や、ご自宅でお坊さんにお経を読んでいただくことが多いです。
この場合には、お布施や、自宅にお越しいただいたのであれば、御車代などもお渡しするのがマナーと考えられています。
また、ご親戚の方から、お供え物だけではなく、お金をいただくこともあるかと思われます。お返しをしたい場合には、表書きを【彼岸供養】や【粗供者】などとして、何か、ちょっとした実用品などをお返しするのがいいでしょう。
冠婚葬祭に関してはいろいろなマナーがございますが、大切なのは、相手を思う気持ちです。

服喪の期間

服喪の期間についてなのですが、49日を過ぎた忌明けの後、数ヶ月を指します。
服喪期間は、故人への思いと悲しみを癒すために必要な時間と考えられ、それぞれの方のお気持ち次第とされていていますので、
特に決まった期間というのはありません。